オナニーマスター黒沢

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作者:伊瀬カツラ
ジャンル:思春期恋愛小説

解説

連載:2006/3/11〜2006/10

学校でのオナニーが生きがいの主人公が巻き起こす(巻き込まれた)事件と
学園性活を描いた小説。
いかがわしいタイトルとは裏腹にギャグは控えめで、主人公の一人称視点中心に淡い恋愛や
どこのクラスでも見られるような風景を巧みな文章で描き出しつつ
読者を虜にする意表をついた展開が魅力の文芸作品。

後に人気を博し漫画化・オーディオドラマ化される。
また、2009年8月にタイトルを変えて書籍化された。


--以下の内容には作品の内容が記述されています--

登場人物

黒沢翔  特技;読書、音楽鑑賞、オナニー

主人公。女子トイレオナニーを日課とする変態性癖を持っているが、
教室では目立たない、影の薄い生徒。
人気者とはまるで関わらないが、オタクグループとの交流も拒む(後に和解)
3年に進級した際、クラスメイトである北原綾に対する壮絶なイジメを見る。
はじめは傍観者としての立場を保とうとするも、ピザ太の事件で考えが変わり
北原をいじめていた張本人である、須川と原田の制服に精液をかけて制裁を下した。
この制裁は見事に成功したが、北原は以前から黒沢が異様な性癖を持っていることに気づいていた。
その為制裁の犯人であることが発覚、秘密を逆手に取られて脅されるようになる。

滝川に制裁を下したことによりクラスメイトの前で罪を自供。
それがきっかけで嫌がらせの標的にされるが
一つの決意によって卒業まで乗り切ることを北原に約束する。
滝川マギステルは初恋。番外編ではクラスメイトだったある少女と恋仲になる。


北原綾
黒沢曰く「仔リスみたいな女の子」。外見に反して性格は腹黒い。
自己主張が苦手で、須川たちのイジメのターゲットにされていた。
ある時期から黒沢と交流を深めるようになる。


長岡圭史
黒沢と同じクラス。
黒沢曰く超がつくほどのお人好しで、アフロが特徴。
ヲタクグループのリーダー的存在。黒沢に軽蔑されていた。
ある事をきっかけに黒沢と仲違いするが、何度黒沢が拒絶しても友達になることを諦めなかった。


滝川マギステル
黒沢と同じクラス。
誰とでも気軽に話せる美少女。
雨や雪の日は図書室で本を読むのが趣味で、それをきっかけに黒沢と出会う。
昔は大人しい性格だったが、中学入学を機に今の明るい性格に。
その性格と外見から黒沢が好意を寄せるがある事により失恋。
それが原因で黒沢から制裁を受けるが、葛藤の末にクラスメイトの前で謝った黒沢を放免する。


小林隆太
お調子者でクラスのムードメーカー。
野球部で黒沢と同じクラス。
黒沢と直接かかわるのは物語の後半に少しだけ(漫画版のみ)
西本の彼氏。


西本エリカ
学級委員を務める、黒沢のクラスメイト。小柄。
2年の時も黒沢と同じクラス。
滝川と仲がいいらしく修学旅行の行動班は同じだった。
本編での登場頻度は少なめだが、黒沢の妄想の中では多め。


内藤恭子
3年でもトップクラスの美少女。巨乳。ロングヘアで髪色は桃色(漫画版)
美意識が高く、自分と同等かそれ以上と認めた人間としか付き合うことがない。
黒沢の制裁を受けても全く動じなかったりと意外に図太いところがある。
学生である一方、モデルとして芸能活動も行っている。


関取太
通称“ピザ太”。
ヲタクグループのメガネ&でぶキャラ。
北原に告白されて以来、彼女に好意を持っている(当然彼女には疎ましがられている)。


須川麻衣子
北原をいじめていた不良少女。
ツンデレ。意外と巨乳で喫煙者。
後に北原を虐めたことについては反省している。


原田あゆみ
須川の友達。成績は優秀。
跳ねた少し長めの髪が特徴。
一緒になって北原をいじめていた。


荒井
黒沢のクラスメイト。髪は後ろで一つ縛り。
須川達が北原虐めから手を引いた後、今度は彼女と榛名が北原を虐めるようになる。


榛名
黒沢のクラスメイト。荒井の友達。
物語終盤、北原が瓦解する原因を作った張本人。


屋代摩子
2年のとき須川たちと一緒に北原をいじめていた。
黒沢とは別のクラス(4組)。
山田の彼女。


山田光義
屋代の彼氏。
いつも帽子とサングラスを着用している。
独特な言葉遣いで喋る。
同作者のラストメンヘラーにも同姓同名で似たような人物が出てくるが、
同一人物なのかそれとも別人なのか詳しい関連性は不明。


黒沢あびる
黒沢の妹。
兄の事件を知ってから彼に対する態度が激変した。

漫画化

YOKOによって漫画化された。
漫画版オナニーマスター黒沢は、2007年9月から2008年3月末まで連載。
新都社の連載作品として登録される。
2009年4月、YOKOの意向によって漫画版オナマスは第四十工房と共に削除された。

オーディオドラマ化

KENSUKE SUZUKI氏によってオーディオドラマ化された。
当初は大いに期待されていたが、公認の割には不評に終わる。

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